03 Jan 12
突然の倒産
店頭ではほぼ定価販売であったための割高感や、ネット通販の普及によるコンビニでのゲームソフト売り上げの低下、コンビニに設置した端末(マルチメディアステーション)による音楽などの配信を行う「キオスク端末事業」より撤退する際の多額の損失により、資金繰りが悪化していた。さらに旧三和銀行との合弁で設立したコンビニATM事業会社「ミックスキューブ」が、三和銀行がアイワイバンク銀行(現・セブン銀行)のATM網を利用する方針に転換したことから清算を余儀なくされたこと、ファイナルファンタジーXIIの発売延期によりそれに伴う攻略本関連の収入が見込めなくなったことなどが重なり、事業継続を断念したとされている。また、エニックスとの合併により自社に出版事業を抱えることとなったスクウェアとの兼ね合いで整理を行ったためともされている。
デジキューブ倒産に伴い絶版となった一部の書籍や音楽CDは、スクウェア・エニックス名義で再発売されている。この規模の企業で会社更生手続きを行わず、即清算に踏み切ったのは異例であるが、スクウェア合併の兼ね合いや、コンビニゲーム販売事業そのものに再建の見込みがないと判断したためであった。
